2017年10月29日日曜日

技工とゲームの共通点

何か記事を書くということで、悩んだ結果にベタに趣味の話。
と、思ったはいいがこれといった趣味がない。
趣味と言えるかはわからないが、ゲームの話をしてみる。

音楽ゲーム(音ゲー)というジャンルをご存じでしょうか?
Wikipediaによると「音楽に合わせてプレイヤーがアクションをとる(画面で指示されたボタンを押す、ステップを踏む、楽器を模したコントローラを操作するなど)ことで進行するタイプのゲーム。」
簡単に言えばリズムにあわせてボタンを押すゲーム。
ゲームセンターや家庭用ゲーム機、今はスマホアプリでもかなりの種類がある。
有名なところは太鼓の達人でしょうか。

これらのゲームの多くは既存の曲(Jpopやアニソン、クラシック曲等)に合わせてプレイする事が多いが、ゲームオリジナル曲も多い。

ゲーム1曲あたり2分に満たないのだが、依頼主からの要望やゲームの難易度、曲のジャンル等、様々な要素をふまえて曲ができている。
音楽ゲーム曲に限られる事ではないと思うが、それらの要素を満たしながら2分未満で色々な表現をし、まとめられている。

ここで無理矢理自分の仕事と結びつけて考えてみると、似ている事が多い。
日々の臨床の中、咬合関係や隣在歯などの制限や、ドクターや患者さんの要望をふまえて作っている。

依頼主(ドクター)の要望にこたえ、プレイヤー(患者さん)により良い曲
(技工物)を提供できるようにと、似ている。
また、技工作業は長期の休み明け等手が鈍る事が多い、ゲームもやらない期間が続くと下手になっている、似ている。
手をどう動かして作るか、手をどう動かしてボタンを押すか、テクニックもそう、似ている。
たかがゲーム、されどゲーム。

「技工とゲームの共通点」などとたいそうなタイトルをつけてみたが、似ているかどうかはこの際置いておいて
そんな事を考えながら日々仕事で技術を磨き、帰り道ゲーセンに足繁く通うのである。

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